設楽氏館跡(読み)したらしやかたあと

日本歴史地名大系 「設楽氏館跡」の解説

設楽氏館跡
したらしやかたあと

[現在地名]皆野町金沢 小塚沢

荒川右岸の独立峰宝登ほど山の北西麓に近い支岳小塚おづか山の南山腹にある。屋敷跡は上・下二段に分れ現在雑木林の中に石垣がよく残されており、西の端に井戸が掘られ、下段には狩猟の守護神といわれる狩戸かると神社が祀られている。伝承によれば館主は鉢形はちがた(現寄居町)城主北条氏邦の家臣設楽金太夫といわれ、天正一八年(一五九〇)鉢形城の落城後にこの地に帰農したとされる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 武具 安土

フランスのパリで開催されるテニスの国際大会。1891年創設。ウィンブルドンテニス大会、全豪オープン、全米オープンとともに世界四大テニス選手権大会の一。四大会では唯一クレーコートで行われる。飛行家ローラ...

全仏オープンの用語解説を読む