許され(読み)ユルサレ

デジタル大辞泉 「許され」の意味・読み・例文・類語

ゆるさ‐れ【許され】

許されること。許可赦免
「まだ世に―もなくては」〈明石

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「許され」の意味・読み・例文・類語

ゆるさ‐れ【許れ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 動詞「ゆるす(許)」に助動詞「る」の付いた「許さる」の連用形から ) 許されること。許可。免許。赦免。承認。ゆるし。
    1. [初出の実例]「勘事(かうじ)はなほや重からん。ゆるされあらば、暮れにいかが」(出典蜻蛉日記(974頃)中)
    2. 「若、此時分に、天下のゆるされも不足に」(出典:風姿花伝(1400‐02頃)一)

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