赦免(読み)シャメン

デジタル大辞泉 「赦免」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐めん【赦免】

[名](スル)罪や過ちを許すこと。「疑いが晴れて赦免される」
[類語]免罪免除免ずる免れる減免

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「赦免」の意味・読み・例文・類語

しゃ‐めん【赦免】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 罪を許し、刑罰を免除すること。また、課せられるべき責務などを免除すること。
    1. [初出の実例]「依母后御悩、行赦免之例可勘申」(出典権記‐長保二年(1000)五月一八日)
    2. 「俊寛僧都一人、赦免なかりけるこそうたてけれ」(出典:平家物語(13C前)三)
    3. [その他の文献]〔史記‐淮南厲王伝〕
  3. あやまちを許すこと。
    1. [初出の実例]「ひまもゑませいでおそなはりましたる所。御しゃめんあられませい」(出典:狂言記・吟聟(1660))
  4. 束縛から解放してやること。自由の身にしてやること。
    1. [初出の実例]「フダイノ トコロヲ xamenxite(シャメンシテ)」(出典:天草本伊曾保(1593)イソポの生涯の事)

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普及版 字通 「赦免」の読み・字形・画数・意味

【赦免】しやめん

罪をゆるす。〔旧唐書、玄宗紀上〕(開元十年)三戊申、詔して、今より外官を犯し解に至ることる已上は、縱(たと)ひ赦ふとも、竝びに身齒(列)すること勿(なか)らしむ。

字通「赦」の項目を見る

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「赦免」の意味・わかりやすい解説

赦免
しゃめん

贖宥」のページをご覧ください。

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