デジタル大辞泉 「許し色」の意味・読み・例文・類語 ゆるし‐いろ【許し色/▽聴し色】 平安時代、だれでも着用を許された衣服の色。紅色・紫色の淡い色など。ゆるしのいろ。→禁色きんじき「―のわりなう上白うはじらみたる一かさね」〈源・末摘花〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「許し色」の意味・読み・例文・類語 ゆるし‐いろ【許色・聴色】 〘 名詞 〙 だれでもが自由に着用を許された衣服の色。紅色や紫色などの淡い色。ゆるしの色。⇔禁色(きんじき)。[初出の実例]「ゆるし色のいみじうかうばしきに」(出典:落窪物語(10C後)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例