デジタル大辞泉 「証誠」の意味・読み・例文・類語 しょう‐じょう〔‐ジヤウ〕【証▽誠】 《「しょうしょう」とも》仏語。1 真実であると証明すること。2 「証義1」に同じ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「証誠」の意味・読み・例文・類語 しょう‐じょう ‥ジャウ【証誠】 (「しょうしょう」とも) 仏語。[1] 〘名〙① (━する) 真実であると証明すること。※法華義疏(7C前)一「就レ中亦有レ二。第一正明二教一一。第二明二諸仏道同一。証二成教一一」※源平盛衰記(14C前)八「諸仏証知証誠(セウジャウ)し給へ」② 大法会の論議のとき、問答者の所説を批判し、可否を判定する役。また、その人。証義。※玉葉‐嘉応二年(1170)五月二三日「次釈レ経、次論義〈略〉不レ致二疑難一、只問題許也。依レ為二証誠一也」※古事談(1212‐15頃)三「伯法印覚豪、証誠にて候ひけるが」[2] 「しょうじょうだいぼさつ(証誠大菩薩)」または「しょうじょうでん(証誠殿)」の略。※観智院本三宝絵(984)下「紀伊国牟婁郡に神います。熊野両所、証誠(しゃうじゃう)一所となづけたてまつれり」 しょう‐せい【証誠】 〘名〙 ⇒しょうじょう(証誠) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報