詫田西分貝塚(読み)たくたにしぶんかいづか

日本歴史地名大系 「詫田西分貝塚」の解説

詫田西分貝塚
たくたにしぶんかいづか

[現在地名]千代田町大字詫田字詫田西分

国道二六四号の北側一帯にわたる。面積は約一千三〇〇アールにも及び、佐賀平野に分布する弥生貝塚の代表的なものである。標高四メートルの線上にあたり、弥生時代はここまで有明海が入りこんでいたと判断される。弥生式の組合せ式石棺も発見された。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android