詮句(読み)せんく

精選版 日本国語大辞典 「詮句」の意味・読み・例文・類語

せん‐く【詮句】

  1. 〘 名詞 〙 語句取捨すること。用語を選択すること。特に、鎌倉幕府の訴訟制度で、奉行人がつくった判決書草案の用語を引付衆が取捨検討すること。
    1. [初出の実例]「就問注記之詮句評定之時、不審不胎之様問明之、可注進也」(出典:近衛家本追加‐仁治二年(1241)六月一五日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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