誘導発破(読み)ゆうどうはっぱ(その他表記)induction blasting

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「誘導発破」の意味・わかりやすい解説

誘導発破
ゆうどうはっぱ
induction blasting

ガスがたまっていて,直接採掘するとガス突出が起り,人員機材坑道などに被害を与えるおそれのある炭層を,あらかじめ衝撃によってゆるめ,ガスの湧出路を人為的につくるための発破。岩層内をゆるめ,蓄積する地圧を解放して,山はねを予防する目的で行う発破を,ゆるめ発破,または応力解放発破という。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android