説教学(読み)せっきょうがく(その他表記)homiletics

翻訳|homiletics

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「説教学」の意味・わかりやすい解説

説教学
せっきょうがく
homiletics

説教の目的,本質構造,技術について研究する実践神学の一部門。ギリシア語のホミリアは「会話,交わり」を意味し,初代教会では聖書語句の注釈的な話のことで,これにとらわれないセルモと区別された。しかし,現代の説教学が扱うホミリアは,その対象や方法が異なっても,聖書に記されている神の言葉を教会の公同礼拝において現実の生きた言葉として語ることである。説教学は,時代の意識哲学と折衝しつつなす,ホミリアの準備と反省の学である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む