読破る(読み)ヨミヤブル

デジタル大辞泉 「読破る」の意味・読み・例文・類語

よみ‐やぶ・る【読(み)破る】

[動ラ五(四)]《「読破どくは」を訓読みにした語》分量の多い本などを全部読む。読み通す。「万巻の書を―・る」

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精選版 日本国語大辞典 「読破る」の意味・読み・例文・類語

よみ‐やぶ・る【読破・詠破】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙
  2. ( 「読破(どくは)」の訓読み ) 読みとおす。読みこなす。読破する。
    1. [初出の実例]「万巻の書をよみ破りたれば」(出典:中華若木詩抄(1520頃)下)
  3. 歌合せなどで相手を負かす。
    1. [初出の実例]「きんけいは、それより京都にとうりうして、京のきゃうかしをよみやぶりければ」(出典:黄表紙・嗚呼奇々羅金鶏(1789))

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