読通鑑論(読み)どくつがんろん(その他表記)Du tong-jian lun; Tu t`ung-chien lun

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「読通鑑論」の意味・わかりやすい解説

読通鑑論
どくつがんろん
Du tong-jian lun; Tu t`ung-chien lun

中国司馬光の『資治通鑑』の記事を対象とした史論。 30巻。明末清初の学者王夫之 (船山) の著。康煕 26 (1687) 年完成。『資治通鑑』の記載に従って秦から五代にわたる歴史上事件人物についての評論をおもに記述したもの。また『宋論』 (15巻) は本書の続編といえる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む