デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「調古麻呂」の解説 調古麻呂 つきの-こまろ ?-? 奈良時代の官吏,学者。「続日本紀」によれば,養老5年(721)明経(みょうぎょう)第二博士で,学業にすぐれ師範にふさわしい者として,絁(あしぎぬ)などをさずけられたという。皇太子学士もつとめ,長屋王宅での新羅(しらぎ)客の宴会に出席,そのときつくった漢詩が「懐風藻」にみえる。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例