ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「調質圧延」の意味・わかりやすい解説
調質圧延
ちょうしつあつえん
temper rolling
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…大量生産の場合には長大な材料を圧延することになるので,同時に動く一連のロールを順に通して連続圧延continuous rollingが行われる。 鋼板のうち厚さ3mm以下の薄板は,絞り加工で継目のない底付き容器にしたり,表面処理用鋼板とされるが,薄板製造は,ふつう圧延後に焼きなましをしてから,さらに調質圧延を行っている。調質圧延は,4段圧延機を用いる軽い圧延で,板の形状や表面性状の向上をはかることと,ストレッチャーストレーン(引張りしわ)を防止し,後の加工を容易にする。…
※「調質圧延」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」