談理(読み)ダンリ

デジタル大辞泉 「談理」の意味・読み・例文・類語

だん‐り【談理】

理論を語り合うこと。また、その理論。
「然しそんな―では勿論ない」〈梶井・瀬山の話〉

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精選版 日本国語大辞典 「談理」の意味・読み・例文・類語

だん‐り【談理】

  1. 〘 名詞 〙 理論を語り合うこと。議論中国ではとくに、老荘の理を談ずること。
    1. [初出の実例]「逍遙子は何故に記実家となりたるか。曰く談理を嫌ひてなり」(出典:柵草紙の山房論文(1891‐92)〈森鴎外〉早稲田文学の没理想)
    2. [その他の文献]〔晉書‐殷仲湛伝〕

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普及版 字通 「談理」の読み・字形・画数・意味

【談理】だんり

老・荘などの理を論じる。〔晋書康伝〕康、善く理を談じ、能(よ)くを屬(つく)る。其の高趣、卒然として玄なり。

字通「談」の項目を見る

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