諏訪古墳(読み)すわこふん

日本歴史地名大系 「諏訪古墳」の解説

諏訪古墳
すわこふん

[現在地名]大郷町粕川 海老沢中

吉田川右岸段丘上の円墳。昭和四六年(一九七一)に発掘調査が行われ、埴輪をめぐらせた円墳であることが判明した。墳丘は直径二六・三メートル、高さ三メートル、墳頂部直径八メートルで、截頭円墳状をなす。周濠は幅約三メートルで、断面はV字状。墳丘裾部と墳頂部縁辺に埴輪が円形にめぐる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android