論理爆弾(読み)ロンリバクダン

ASCII.jpデジタル用語辞典 「論理爆弾」の解説

論理爆弾

特定の条件下で、論理エラーが発生すること。または、ある条件がそろうと活動する破壊プログラムを指すこともある。プログラムの制御構造であるロジック(論理)に巧妙に組み込まれるため、こう呼ばれる。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の論理爆弾の言及

【情報セキュリティ】より

…一見変哲もないプログラムに仕掛けが組み込まれていて,それに油断し利用者が取り込み使用したときに,本来の罠が実行されるようなプログラムである。同じような種類で,プログラム内部に破壊を目的とした機能が入っていて,それがなんらかの条件のときに作動するようなプログラムを論理爆弾logic bombという。 ウイルス,ワーム,トロイの木馬のいずれも,本来,きちんと別々に分類されるべきものであるが,いずれもプログラムが許可なくコンピューター内部に忍び込むことを目的としているため混同されやすい傾向にある。…

※「論理爆弾」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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