諫の鼓(読み)いさめのつづみ

精選版 日本国語大辞典 「諫の鼓」の意味・読み・例文・類語

いさめ【諫】 の 鼓(つづみ)

  1. ( 「諫鼓(かんこ)」の訓読み ) 古代中国で、民衆政治に対する声を聞くために朝廷に置いた鼓。意見のある者は鼓を打ち鳴らして自分の意見を知らせたという。
    1. [初出の実例]「君が代はいさめのつつみとりなれて風さへ枝を鳴さざりけり〈源通親〉」(出典:正治初度百首(1200)祝)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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