諸具足(読み)モログソク

デジタル大辞泉 「諸具足」の意味・読み・例文・類語

もろ‐ぐそく【諸具足】

太刀き、ゆきをつけ、弓を持った、出陣の際の完全装備服装
「―したる中間ちゅうげん五百余人、二行に列を引き」〈太平記・六〉

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精選版 日本国語大辞典 「諸具足」の意味・読み・例文・類語

もろ‐ぐそく【諸具足】

  1. 〘 名詞 〙 弓矢に必要な付属具の一組。左右一対の弓懸(ゆがけ)替弦(かえづる)・弓・矢の類。また、それらを身につけること。
    1. [初出の実例]「片小手に腹当して、諸具足(モログそく)したる中間五百余人」(出典:太平記(14C後)六)

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