諸歌(読み)もろうた

精選版 日本国語大辞典 「諸歌」の意味・読み・例文・類語

もろ‐うた【諸歌】

  1. 〘 名詞 〙 神楽(かぐら)で、舞人である人長(にんじょう)と歌方とが合わせて歌うこと、また、その部分本歌末歌ともにうたうこと。また、その時の末歌。
    1. [初出の実例]「備後前司季兼朝臣、庭火の本歌を唱へけるに、秦兼弘、人長にて、もろ歌を仰すとて、外山なると謡ふ時」(出典:古今著聞集(1254)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む