諸腕(読み)モロガイナ

デジタル大辞泉 「諸腕」の意味・読み・例文・類語

もろ‐がいな〔‐がひな〕【腕】

左右の腕。両腕
「長沼五郎が―」〈浄・会稽山

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精選版 日本国語大辞典 「諸腕」の意味・読み・例文・類語

もろ‐うで【諸腕・両腕・双腕】

  1. 〘 名詞 〙 両方の腕。
    1. [初出の実例]「脱いた双腕(モロウデ)双肩(もろかた)に力が入り幾つも椀を伏せたやうな瘤が出来た」(出典:どぜう地獄(1924)〈岡本一平〉六)

もろ‐がいな‥がひな【諸腕】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「もろかいな」とも ) 左右のうで。両うで。
    1. [初出の実例]「長沼五郎が諸肘(モロカイナ)」(出典:浄瑠璃曾我会稽山(1718)一)

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