デジタル大辞泉 「謀つ」の意味・読み・例文・類語 はかり‐ご・つ【▽謀つ】 [動タ四]《名詞「はかりごと」の動詞化。古くは「はかりこつ」》1 はかりごとをめぐらす。「舎利弗に会ひて秘術を相競くらべん事を―・つ」〈今昔・一・九〉2 だます。あざむく。「人に追はれ、人に―・たれても」〈源・手習〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「謀つ」の意味・読み・例文・類語 はかり‐ご・つ【謀】 〘 他動詞 タ行四段活用 〙 ( 「ごつ」は接尾語。→ごつ )① はかりごとをめぐらす。計画する。[初出の実例]「群臣遂に謀(ハカリコ)て、之を害せむと欲す」(出典:大日経義釈延久承保点(1074)一三)② 欺く。奸計にかける。[初出の実例]「人におはれ、人にはかりこたれても、これよこざまのしにをすべき者にこそあんめれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)手習) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例