謙徳(読み)ケントク

デジタル大辞泉 「謙徳」の意味・読み・例文・類語

けん‐とく【謙徳】

人にへりくだって高ぶらない徳。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「謙徳」の意味・読み・例文・類語

けん‐とく【謙徳】

  1. 〘 名詞 〙 へりくだってたかぶらない徳。謙譲美徳
    1. [初出の実例]「武勇智謀こそあらめ、謙徳(ケントク)をさへ守り」(出典信長記(1622)一〇)
    2. 「茶坊主に頭を下げる謙徳(ケントク)があるならば」(出典:野分(1907)〈夏目漱石〉五)
    3. [その他の文献]〔史記‐太史公自序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「謙徳」の読み・字形・画数・意味

【謙徳】けんとく

謙譲の徳。

字通「謙」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む