謙徳(読み)ケントク

デジタル大辞泉 「謙徳」の意味・読み・例文・類語

けん‐とく【謙徳】

人にへりくだって高ぶらない徳。

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精選版 日本国語大辞典 「謙徳」の意味・読み・例文・類語

けん‐とく【謙徳】

  1. 〘 名詞 〙 へりくだってたかぶらない徳。謙譲美徳
    1. [初出の実例]「武勇智謀こそあらめ、謙徳(ケントク)をさへ守り」(出典信長記(1622)一〇)
    2. 「茶坊主に頭を下げる謙徳(ケントク)があるならば」(出典:野分(1907)〈夏目漱石〉五)
    3. [その他の文献]〔史記‐太史公自序〕

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普及版 字通 「謙徳」の読み・字形・画数・意味

【謙徳】けんとく

謙譲の徳。

字通「謙」の項目を見る

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