講問(読み)こうもん

精選版 日本国語大辞典 「講問」の意味・読み・例文・類語

こう‐もん【講問】

  1. 〘 名詞 〙 仏語経論要義講説、問答すること。また、講師問者によって進められる論義講経論義
    1. [初出の実例]「一於講問時節者、可四季各廿六日事」(出典:高野山文書‐元応二年(1320)一一月六日・金剛心院講問衆評定事書)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の講問の言及

【講讃】より

…講ずる対象によって〈華厳経講讃〉〈法華経講讃〉などと称する。講讃には論義(質疑の問答)が付くことが多く,その時は〈講問〉とも称する。講ずる内容が多くて数座にわたる講讃は〈法華八講〉〈最勝十講〉などと称する。…

※「講問」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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