経論(読み)キョウロン

精選版 日本国語大辞典 「経論」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ろんキャウ‥【経論】

  1. 〘 名詞 〙 仏語三蔵の中の経蔵と論蔵。経と論。
    1. [初出の実例]「又謂曰、経論深妙不究竟」(出典:続日本紀‐文武四年(700)三月己未)
    2. 「仏像・神体・経論(キャウロン)聖教(しゃうげう)、忽に寂滅の煙と立上る」(出典:太平記(14C後)八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android