精選版 日本国語大辞典 「講武所奉行」の意味・読み・例文・類語 こうぶしょ‐ぶぎょうカウブショブギャウ【講武所奉行】 〘 名詞 〙 江戸幕府の職名の一つ。幕末期に設置された講武所の長官。はじめ総裁と称したが、万延元年(一八六〇)に奉行と改められた。[初出の実例]「御書院番頭大岡豊後守清謙講武所奉行被二仰付一之」(出典:泰平年表‐四・四・安政七年(1860)正月一七日(古事類苑・官位七七)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の講武所奉行の言及 【陸軍奉行】より …幕末の江戸幕府陸軍の指揮官。幕府は軍制改革の過程で1862年(文久2)西洋式の陸軍を編成し,その総指揮官として中将に相当する陸軍奉行職を設け,12月1日前講武所奉行大関忠裕(増裕)を任じた。68年(明治1)2月までに延べ10名が任命されたが,当初は空席の時期が多く,1864年(元治1)10月以降は常時1~3名が在任した。… ※「講武所奉行」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by