謡坂村(読み)うとうざかむら

日本歴史地名大系 「謡坂村」の解説

謡坂村
うとうざかむら

[現在地名]御嵩町謡坂

西洞さいと村の東にあり、北は小原おばら村。中山道が西から入り、石畳の急な坂道を上って民家が散在するやや平坦な地を過ぎ、物見ものみ峠・諸の木もろのき坂を下って東の津橋つばし村へ至る。上之郷かみのごう一六ヵ村の一で、元禄郷帳に謡坂村とみえ高一一一石余、尾張藩領。「濃州徇行記」では田七町八反余・畑三町余・山八町九反余。家数二〇ほど、人数八八ほど、馬五。本郷は中山道の北にあってむかほらと称し、街道の出町十本木じつぽんぎという。畑は楮が多い。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む