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行(き)倒れ イキダオレ

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デジタル大辞泉の解説

いき‐だおれ〔‐だふれ〕【行(き)倒れ】

ゆきだおれ

ゆき‐だおれ〔‐だふれ〕【行(き)倒れ】

病気・寒さ・飢えなどのため、道ばたで倒れたり死んだりすること。また、その人。行路病者。いきだおれ。

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世界大百科事典 第2版の解説

いきだおれ【行倒れ】

行路病死ともいい,路上で病気や飢えや疲労などにより倒れ,あるいは死ぬこと。またその人をいう。行路病者の多くは飢餓によるものと考えられ,古くは《日本書紀》《万葉集》にも散見される。近世になっても行路病者はあとを断たず,村役人監督下に処理された。これらのことは往時の〈旅は憂いもの辛(つら)いもの〉といったありさまをよく反映している。行路病死者の霊魂は,正常の人間として生を全うし,祖霊化の過程をとって,帰るべき家をもつ霊(本仏)に対して,無縁仏として差別される。

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世界大百科事典内の行(き)倒れの言及

【ひだる神】より

…この神に憑かれると急に空腹を覚え,冷や汗がでたり,手足がしびれて足腰が立たずに一歩も進めなくなるという。ヒダル神の実体は非業の死をとげたり,行倒れなどしてそのまままつられずに山野をさまよっている死霊だとされる。これに憑かれる場所はほぼ一定していて峠道などが多いが,このほか火葬場付近や海上で憑く例もある。…

※「行(き)倒れ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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