護宝螺(読み)ごほうら

精選版 日本国語大辞典 「護宝螺」の意味・読み・例文・類語

ごほう‐ら【護宝螺】

  1. 〘 名詞 〙 スイショウガイ科の巻き貝。奄美大島以南のサンゴ礁の潮下帯に分布。殻高約一五センチメートル。殻はきわめて厚い。殻口は縦に大きく、螺塔(らとう)よりも上にのびる。殻の表面淡褐色の地に栗色の線と白斑(はくはん)をまじえ、殻口外唇は外方へひろがり、内面は光沢ある白色彌生時代には貝輪の素材として珍重された。殻は装飾用になる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 ハン

動植物名よみかた辞典 普及版 「護宝螺」の解説

護宝螺 (ゴホウラ)

学名Tricornis latissimus
動物。スイショウガイ科の巻き貝

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android