讒陥(読み)ザンカン

デジタル大辞泉 「讒陥」の意味・読み・例文・類語

ざん‐かん【×讒陥】

[名](スル)告げ口をして、人を不利な立場に追いやること。
英仏の為めに―せられ、炎熱万里の沙漠に放謫せらる」〈東海散士佳人之奇遇

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精選版 日本国語大辞典 「讒陥」の意味・読み・例文・類語

ざん‐かん【讒陥】

  1. 〘 名詞 〙 告げ口したりして、人を罪におとしいれたり、苦しい立場に追いこんだりすること。
    1. [初出の実例]「亦遂に英仏の為めに讒陥せられ、炎熱万里の沙漠に放謫せらる」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉六)
    2. [その他の文献]〔後漢書‐来歴伝〕

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普及版 字通 「讒陥」の読み・字形・画数・意味

【讒陥】ざんかん

讒言して罪に陥れる。〔後漢書、来歴伝〕年(永寧三年)、中常侍樊豐~等、共に太尉楊震を讒陷し、震に自す。、待(ぐく)に謂ひて曰く、~楊を誣奏し、忠良を傷す。其の天、亦た將(まさ)に至らんとすと。

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