最新 地学事典 「谷ネットワーク」の解説
たにネットワーク
谷ネットワーク
valley network
地球の河川流域の水系網と類似した,支流が網目状をなす地形。火星やタイタンにみられる地形に使われるが,まれに地球の水系網も含む。火星では水が,タイタンでは液体の炭化水素が形成に関与したと考えられる。長期間かけて発達した可能性があり,天体の大気進化と関連し注目される。ただし地球の河川のような,表面を自由に流動する液体が形成に必ずしも必要でなく,氷河や地下水が主要な役割を果たしたとする説もある。
執筆者:宮本 英昭
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

