日本歴史地名大系 「谷三倉村」の解説 谷三倉村さくみくらむら 千葉県:香取郡多古町谷三倉村[現在地名]多古町谷三倉三倉村の南、栗山(くりやま)川右岸に位置する。元来谷三倉村・三倉村・小三倉(こみくら)村は一村であったが、まず小三倉村が分れ、次に谷三倉村・三倉村が領主の違いにより分れ、その後谷三倉村は小三倉村を合せたという(元文元年「訴状」高橋家文書)。天正一九年(一五九一)一一月一二日の作三倉水帳写(同文書)によると田二一町二反余・畑一町余・屋敷三反余。慶長四年(一五九九)に鳥居元忠の検地を受けたと考えられる(「部冊帳」伊能家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by