谷口稜曄さん

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谷口稜曄さん

谷口稜曄すみてるさん 16歳の時、長崎の爆心地から1・8キロで郵便配達中に被爆背中に大やけどを負い、入院生活中に米占領軍のカメラマンに撮影された写真で知られた。1950年代半ばから反核運動に深く関わり、国内外で核廃絶を発信。2010年に米ニューヨークで開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議で、被爆者を代表して「核兵器は人間と共存できない」と訴えた。17年に88歳で死去。谷口さんの足跡をたどるドキュメンタリー映画「長崎の郵便配達」が昨年8月、全国公開された。

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