谷安正(読み)タニ ヤスマサ

20世紀日本人名事典 「谷安正」の解説

谷 安正
タニ ヤスマサ

大正・昭和期の応用物理学者 東京大学名誉教授。



生年
明治31(1898)年3月25日

没年
昭和50(1975)年2月8日

出生地
富山県滑川

学歴〔年〕
東京帝国大学物理学部物理学科〔大正10年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔昭和11年〕

主な受賞名〔年〕
瀬藤賞〔昭和37年〕

経歴
東京帝大工学部講師となり、大正13年助教授に就任。昭和16年同航空研究所所員となり、17年新設の第二工学部教授となる。25年同大学生産技術研究所教授に就任、32年所長となり、33年定年退官。その後、日大教授、富山県立大谷技術学校長に就任。また電子顕微鏡学会、応用物理学会会長などを歴任した。著書に「電気磁気学」「静電場」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「谷安正」の解説

谷安正 たに-やすまさ

1898-1975 大正-昭和時代の応用物理学者。
明治31年3月25日生まれ。昭和17年東京帝大教授。32年東大生産技術研究所所長。のち日大教授,富山県立大谷技術短大学長を歴任。電子顕微鏡開発の草分けで,日本電子顕微鏡学会,応用物理学会の会長をつとめた。昭和50年2月8日死去。76歳。富山県出身。東京帝大卒。旧姓石坂

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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