谷河原村(読み)やがわらむら

日本歴史地名大系 「谷河原村」の解説

谷河原村
やがわらむら

[現在地名]常陸太田市谷河原町

渋江しぶえ川の北岸に位置し、北は稲木いなぎ村・天神林てんじんばやし村。集落は台地端にある。耕地整理以前は条里制の遺構が明確にみられ、現在でも小字などに残る。寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高に「谷河原村」とあり、同一八年の検地では一千三九石余、明和元年(一七六四)の戸数一一一・人口五六四、文化二年(一八〇五)には戸数一一三。天保一三年(一八四二)の検地では田畠一一一町余、分米一千一三二石余(新編常陸国誌)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android