豆を囃す(読み)まめをはやす

精選版 日本国語大辞典 「豆を囃す」の意味・読み・例文・類語

まめ【豆】 を 囃(はや)

  1. 節分大晦日に、豆を投げて「福は内、鬼は外」とはやしたてる。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「いつも豆(マメ)をはやす時分でござる」(出典:雲形本狂言・福の神(室町末‐近世初))
  2. 江戸幕府で、節分に豆打ちの役が、将軍坐間上段塗縁に、祝文を唱えながら豆を三ところに置いてさがることをいう。〔随筆甲子夜話(1821‐41)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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