日本歴史地名大系 「豊北町」の解説 豊北町ほうほくちよう 山口県:豊浦郡豊北町面積:一六九・一八平方キロ豊浦郡の北部に位置し、東はザレ山・白滝(しらたき)山・城(じよう)山の連山で大津(おおつ)郡油谷(ゆや)町および豊浦郡豊田(とよた)町と境し、南は狗留孫(くるそん)山系の山々により豊田町・豊浦(とようら)町に接す。西は響(ひびき)灘、北は日本海に面し、海岸線は湾曲に富み、北西に最短距離約一・五キロの海士(あま)ヶ瀬戸(せと)を隔てて角(つの)島が浮ぶ。町域北の海岸線を山陰本線が通るが、阿川(あがわ)より沖田(おきた)川沿いに山中に入り、町の中心滝部(たきべ)を経て、二見(ふたみ)で響灘沿いに出、南進して下関に至る。国道一九一号は海岸沿いに走るが、これは長門ブルーラインとよばれ、神田(かんだ)付近の海岸線は西長門海岸県立自然公園に含まれる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by