日本歴史地名大系 「豊安寺」の解説 豊安寺ほうあんじ 茨城県:行方郡玉造町手賀村豊安寺[現在地名]玉造町手賀浄土真宗本願寺派、網引山と号し、本尊は阿弥陀如来。文化年間(一八〇四―一八)に加賀国の浄土真宗信者が手賀新田を開発したが、文政六年(一八二三)に開拓者は麻生藩主に願出て、従来からあった阿弥陀庵を現在地に移して創建と伝える。慶応二年(一八六六)開拓者の浄財で建立された本堂は、昭和一八年(一九四三)に建替えられた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by