日本歴史地名大系 「豊尺村」の解説 豊尺村てじやくむら 熊本県:葦北郡芦北町豊尺村[現在地名]芦北町丸山(まるやま)田川(たがわ)川の最上流にあり、下流は長崎(ながさき)村、標高二三〇メートルの高地のため、地形は山峡をなし、階段状の狭い水田が唯一の耕地である。村名を「とよしゃく」とよぶ人もいる。近世初期には久野川(くのかわ)村に含まれ、寛永一〇年(一六三三)の人畜改帳の久野川村の項に「萱尺」とあるのが当村をさすと思われ、二八歳の藤次郎が二五歳の妻、三歳の息子と住んでいた。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by