デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「豊島采女」の解説 豊島采女 としまの-うねめ ?-? 奈良時代の女官。豊島郡出身の采女。天平(てんぴょう)10年(738)橘諸兄(たちばなの-もろえ)が自宅の宴席で故人豊島采女作として披露した歌1首,ほかに高橋安麻呂がつたえた1首が「万葉集」にある。豊島郡は摂津豊島(てしま)郡(大阪府),武蔵(むさし)豊島(としま)郡(東京都)のふたつがあるが,武蔵の出身か。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例