最新 地学事典 「豊房層群」の解説
とよふさそうぐん
豊房層群
Toyofusa Group
房総半島南端部の千葉県南房総市~館山市にかけて分布する下部~中部更新統。砂岩・泥岩およびそれらの互層,礫岩など,多様な岩相からなり,しばしば凝灰質である。また,粗粒な堆積物は貝化石を含む。下位の千倉層群を不整合に覆う。豊房層群は基本的に浅海化を示すとされ,当時の房総半島南端部に存在した堆積盆の基盤が隆起したと考えられている(小竹,1988;小竹ほか,1995)。中尾ほか(1986)命名。
執筆者:亀尾 浩司
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

