… 1811年(文化8)に若杉村(現,小松市内)の林八兵衛が春日山窯の陶工本多貞吉を招いて開窯したのが若杉窯で,染付の雑器や青手古九谷風の濃厚な色絵を焼造した。吉田屋窯は大聖寺の豪商豊田伝右衛門が古九谷の復興をめざして九谷村に開いた窯で,江戸後期の九谷焼の中ではもっとも高い評価をうけている。作品には緑,黄,紫,紺青の四彩を用いて器表を塗りつめた色絵が多く,赤を用いず青色の印象をうけるので,〈青九谷〉と称されている。…
※「豊田伝右衛門」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...