貝立(読み)かいたて

精選版 日本国語大辞典 「貝立」の意味・読み・例文・類語

かい‐たてかひ‥【貝立】

  1. 〘 名詞 〙 能「安宅(あたか)」での狂言方の小書(こがき)(=常と異なる演出様式)。和泉流での名称間狂言(あいきょうげん)強力が一の松で扇を法螺貝(ほらがい)に見立てて吹くさまをするもの。小書「延年舞(えんねんのまい)」と併演されることが多い。→貝立貝付(かいたてかいつけ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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