貞守村(読み)さだもりむら

日本歴史地名大系 「貞守村」の解説

貞守村
さだもりむら

[現在地名]東条町長貞ながさだ

長井ながい村の北東、東条川左岸にある。慶長国絵図に「さたもり村」とみえ、北東隣に「こう本」と記す。慶長六年(一六〇一)当村の高七二七石余は池田輝政の家臣福田牛介の知行地となる(「池田輝政家臣地方知行状」鳥取県立博物館蔵)正保郷帳によると田方五五八石余・畠方三〇石余、幕府領。享保六年(一七二一)姫路藩預地、のち再び幕府直轄領(「渡部民部引渡目録」丹羽家文書など)。大部分は寛保二年(一七四二)から幕末まで三草藩領(「丹羽氏系譜」東京大学史料編纂所蔵、慶応四年「丹羽氏知行目録」池田家文庫)残部は幕府領のままであったが、宝暦一二年(一七六二)から幕末までは下総古河藩領(「寛政重修諸家譜」、旧高旧領取調帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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