負色(読み)まけいろ

精選版 日本国語大辞典 「負色」の意味・読み・例文・類語

まけ‐いろ【負色】

  1. 〘 名詞 〙 戦いに、負けそうな様子敗色(はいしょく)。⇔勝色(かちいろ)
    1. [初出の実例]「源氏の御方はつよく、平家の御方はまけ色に見えさせ給ひたり」(出典:平家物語(13C前)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android