貧乏人の子沢山(読み)ビンボウニンノコダクサン

デジタル大辞泉 「貧乏人の子沢山」の意味・読み・例文・類語

貧乏人びんぼうにん子沢山こだくさん

貧乏人にはとかく子供が多いということ。貧乏子沢山

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関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「貧乏人の子沢山」の意味・読み・例文・類語

びんぼうにん【貧乏人】 の 子沢山(こだくさん)

  1. 貧乏人にはとかく子どもが多いこと。貧乏子沢山。
    1. [初出の実例]「貧乏人の子沢山(コダクサン)をうらやむ」(出典人情本仮名文章娘節用(1831‐34)三)

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ことわざを知る辞典 「貧乏人の子沢山」の解説

貧乏人の子沢山

貧乏人の家庭はとかく子どもが多いものである。

[使用例] 北国の冬は長い。ほか娯楽手段を知らない人々は、長い冬を、夫婦睦み合って過ごすしかない。その結果、子供が生まれる。貧乏人の子沢山。欲しくて生まれる子供ではない[吉行淳之介*暗室|1976]

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