貯蓄・儲蓄(読み)ちょちく

精選版 日本国語大辞典 「貯蓄・儲蓄」の意味・読み・例文・類語

ちょ‐ちく【貯蓄・儲蓄】

〘名〙
① たくわえること。ためること。また、そのもの。
続日本紀‐天平九年(737)九月癸巳「臣家之稲貯蓄諸国。出挙百姓。求利交関」 〔後漢書‐章帝紀〕
所得うち消費されなかった部分将来の消費に備えて蓄積すること。個人貯蓄、法人貯蓄、政府経常余剰に分けられる。
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一「金銭を貯蓄するのみを事として、これを活用する目的なき人」

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