貴臣(読み)きしん

精選版 日本国語大辞典 「貴臣」の意味・読み・例文・類語

き‐しん【貴臣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 身分の高い臣下。高位高官の臣。
    1. [初出の実例]「唐太宗之宴池上、率貴臣而献詩而已」(出典本朝麗藻(1010か)上・暮者侍宴左丞相東三条第同賦度水落花舞〈大江匡衡〉)
  3. 他国国王などをうやまって、その臣下をいうことば。〔韓非子‐存韓〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 項目

普及版 字通 「貴臣」の読み・字形・画数・意味

【貴臣】きしん

高貴の臣。

字通「貴」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android