買占め・売惜しみ防止法(読み)かいしめ・うりおしみぼうしほう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「買占め・売惜しみ防止法」の意味・わかりやすい解説

買占め・売惜しみ防止法
かいしめ・うりおしみぼうしほう

正式名称は「生活関連物資等の買占め及び売惜しみに対する緊急措置に関する法律」。 1972~73年の木材大豆などの価格急騰の原因といわれた一部企業の投機的行為を防止するため,73年に制定された法律。政府は価格急騰に際して,買い占め・売り惜しみの可能性のある生活関連物資を指定し,価格,需給動向の調査行ない,買い占め・売り惜しみがあれば物資の放出指示,命令したり,必要に応じて立ち入り検査を実施することができる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android