賀茂の臨時の祭(読み)カモノリンジノマツリ

デジタル大辞泉 「賀茂の臨時の祭」の意味・読み・例文・類語

かも‐の‐りんじのまつり【賀茂の臨時の祭】

京都賀茂神社で、4月例祭ほかに、11月末のとりの日に行われた祭礼。寛平元年(889)に始まり、途中で中断したが、明治3年(1870)まで続いた。

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精選版 日本国語大辞典 「賀茂の臨時の祭」の意味・読み・例文・類語

かも【賀茂】 の 臨時(りんじ)の祭(まつり)

  1. 昔、京都の賀茂神社で、四月の例祭の外に一一月の末の酉(とり)の日に行なった祭典祭儀賀茂祭と大体同じで寛平元年(八八九)一一月二一日に始まり、明治三年(一八七〇)まで続いた。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「かものりんじのまつり、空の曇り、さむげなるに」(出典:枕草子(10C終)二二〇)

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