賓位(読み)ヒンイ

デジタル大辞泉 「賓位」の意味・読み・例文・類語

ひん‐い〔‐ヰ〕【賓位】

客の着くべき座席

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精選版 日本国語大辞典 「賓位」の意味・読み・例文・類語

ひん‐い‥ヰ【賓位】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 客のしめるべき位置。客のつくべき座席。
    1. [初出の実例]「主人は主位に坐するが本ぢゃぞ。今日は謙て賓位に坐するぞ」(出典:百丈清規抄(1462)四)
    2. [その他の文献]〔儀礼注‐公食大夫礼〕
  3. ひんじ(賓辞)哲学字彙(1881)〕
    1. [初出の実例]「此概念は断定の資料と為るものにして、之を主位及び賓位と称す」(出典:哲学階梯(1887)〈今井恒郎訳〉一)

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普及版 字通 「賓位」の読み・字形・画数・意味

【賓位】ひんい

客の席。

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